本番の振る舞い

華やかなイメージのあるウエディングプランナーですが、その仕事は決して華やかなものばかりではありません。
担当カップルの結婚式当日までの段取りをサポートするのが仕事ですが、ただ打ち合わせを行って結婚式を構成していくだけではありません。照明、音響、料理、サービスなど様々な部署を一気にまとめて本番を迎えなければならないため、幅広い視野を持っていなければつとまりません。
数か月という月日をかけて担当してきたカップルの結婚式当日には、最初から最後まで付き添っていられるわけではありません。きちんと進行できているかなどが気になるところですが、ウエディングプランナーというのは数組のカップルを同時に担当することが基本なので、自分が担当しているカップルの結婚式当日であっても他のカップルの打ち合わせをしなければならない場合もあります。そのためなかなか結婚式を見守ることは難しいのが現実です。総指揮官である自分が不在であっても滞りなく進行することができるように、様々な部署との緻密な打ち合わせは必要不可欠です。つまり、ウエディングプランナーが1組の結婚式を成功させるためには、自分の力だけではなく多くの部署のスタッフとの連携をとることができてこそ実現可能となるのです。